スマート農業/情報通信基盤整備
農業DX、スマート農業の実証 《営農者が抱える問題をICTで解決》
- 「農業DX」とは、“農業作業や管理、販売など、農業のあらゆる分野のデジタル化”のことを言います。
- デジタル技術は、農作業の省力化などの「労働生産性」と高収益などの「資本生産性」の両方を向上させるための技術です。弊社では、農業DXの中でも先行して進んでいる「スマート農業」にいち早く着目し、ICT技術の実装に向けて各地で実証試験に取り組んでいます。
- 農林水産省が令和元年から開始した「スマート農業実証プロジェクト」では、中山間地稲作農業の生産から管理まで「一貫体系のスマート農業」を提案し、プロジェクトメンバーとして営農者を支援しています。
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自動運転田植え機
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水田センサー(奥)と自動給水装置(手前)
検討事例:岐阜県 ICT技術検証事業
- 水稲作の水管理作業の労力を軽減するため、自動給水装置、自動排水装置、水田センサー、遠隔操作が可能な分水ゲートを設置し、岐阜大学様とも連携しながら実証試験を行いました。
- ICT技術検証事業では、「水管理時間の削減」、「きめ細かな水管理による品質向上」の検証の他、「田んぼダムへの活用の可能性」など、様々な検証を行いました。
- 「水管理ICT機器導入の手引き(案)」を作成し、岐阜県内の営農者へのICT技術普及啓発にも取り組んでいきます。
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営農者自らがスマホで操作
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田んぼダムへの活用を検証
情報通信環境整備 《情報通信基盤の充実により、農村の魅力向上》
- 弊社では、光ファイバや5G、地域BWAやLPWAなど、「農業DX」の推進に不可欠な「情報通信環境」の分野においても、地域活性化に向けた計画づくりを支援しています。
- スマート農業の推進や情報通信網の充実などの「農業×デジタル」によって、超省力化・高品質生産など農業生産性の底上げと共に、“住みたい農村”につながる生活環境の向上を見据えています。
- 弊社は、農林水産省が中心となって立ち上げた「情報通信環境整備事業準備会」に初期メンバーとして参画し、全国の市町村からの問い合わせや要望に応えていく役割を担っています。